日本橋・写真集(撮影数120):東京シリーズ1

日本橋(中央区の指定表記:Nihonbashi)は、東京都中央区の日本橋川に架かる国道上の橋です。1603年に初代の木造橋が架けられ、現在の橋は19代目として1911年に完成しました。橋の概要は、石造二連アーチ橋で橋の長さ49m、幅27m、 路面電車を通すことが決まっていた路面はわずかにアーチを描いています。橋脚と橋台は山口県産の名石、側面は真壁石、アーチ部分と道路の表面は稲田石で、内部は、最も荷重のかかる両端がコンクリートで、さほど荷重のかからない中央部分が煉瓦づくりとなっており、推定寿命1000年程度とされています。現在の橋は、1999年に国の重要文化財(建造物)に指定されました。残念ながら首都高速道路に橋の上空を覆われてしまっているため、日本橋の景観は昔ながらの趣とは違うものになっています。橋の中央部に「日本国道路元標」が埋め込まれており、そこが日本の道路網の始点になっています。
日本橋は、橋を中心に日本橋を冠した地名で地域を形成し、日本を代表する歴史と文化を築いてきました。さまざまな伝統文化を受け継ぎ、創業100年を超える老舗が多く現存しています。この中央区日本橋地域は、前身にあたる日本橋区全域を指しています。三越、白木屋(現在コレド日本橋)、高島屋の老舗百貨店を中心に商業が発展し、また、日本銀行や東京証券取引所など金融街でもあります。
東京都中央区の築地市場、魚河岸は2018年に江東区豊洲へ移転し話題になりました。この魚河岸は1613年に日本橋で始まり、三百余年を経て1935年に築地へ移転した長い歴史があります。
近年では、三井不動産による日本橋地域の再開発が行われ、三井タワーやCOREDOブランドの大型店舗が活況を呈しています。三菱地所が開発した近隣の丸の内地域が三菱村と言われるのに対して、日本橋は三井村と言われています。
歴史的に由緒ある日本橋地域の中から、本書では地名で日本橋、日本橋室町、日本橋本町、日本橋本石町の4地域を選定して120枚を収録しました。
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使用カメラ:Canon EOS M3  EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
撮影:電子本作家 大久保 明